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  • kazokunokai89

イギリスの薬物政策50年の歴史

薬物政策改革に取り組む英国の非営利慈善団体Transformが、イギリスの薬物政策50年の歴史をまとめました。

独立したシンクタンクであるTransformは、薬物政策改革を通じて公衆衛生、社会正義、人権を促進する活動を行っており、薬物の生産、供給、使用を法的に規制することでこれらの目標を達成しようとしていて、2007年には法改革を求める英国の非政府組織としては初めて、国連の特別協議資格を付与されています。

イギリスはヨーロッパの中でも大きな薬物問題を抱えており、薬物政策がうまく機能しているとは言えません。

大麻の生涯経験率も高く、薬物による関連死はヨーロッパ30カ国の比較でも7番目に多い国となっています。

(参照論文:〔欧州薬物調査シリーズ⑵〕 ポルトガルの薬物政策調査報告・2014-2015年丸山 泰弘 立正法学論集第 49巻第2号 (2016) (39))

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イギリスの薬物政策は過去50年間厳罰主義で臨んできました。社会問題が起こる度に取り締まりと罰則を強化し、薬物問題の最高刑はついに終身刑にまでなりました。

けれどもイギリスの薬物問題は一向に解決せず、Transformは薬物政策の改革を訴えて

います。


当会ではTransformがHP上で発表した「イギリス薬物政策50年史」を翻訳致しまし

た。現在「大麻使用罪創設」が懸念される日本もイギリスと同じように厳罰主義で脅かし

やこらしめが薬物政策に使われてきました。それにもかかわらず、重篤な薬物問題を抱えた

人の再犯率は7割にも及んでいます。

厳罰主義が進めば、未来を奪われる若者が増える上に、逮捕、処罰、収監といった社会負

担費が増大します。

イギリスの失敗の歴史から学び、日本は科学的エビデンスに基づいた対策を取るべきです。薬物問題は人を切り捨てるのではなく、人を救い上げることで解決していきます。


イギリスの薬物政策50年の歴史

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