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​家族はどうすればいいの

ご家族は、説得や説教、懇願や泣き落とし、脅し、誓約書や念書などで、本人をなんとか

回復させようとしますが、これらは当事者と家族の間に緊張感を生むだけで逆効果です。

 

まず、ご家族が正しい知識と理解を持ち、不安感を払しょくしていくことが先決です。

薬物依存症問題にご家族だけで立ち向かうことは、あまりにも困難が大きすぎます。

ご家族は自分の応援団作りからはじめましょう。

各地の精神保健福祉センターや私たち家族会にご連絡ください。

また薬物依存のご家族が集まる自助グループに直接行かれることもおすすめします。

​家族への12の助言

依存症者を抱える家族が依存症者本人に接する場合の原則
①本人に関する一切の思い込みを捨てて、白紙に還る
②本人を子ども扱いしない
③本人の過度の注意集中を避け、自分自身に注目を変える
④孤立を避け、家族同士で集まる
⑤本人に対する脅し、すかしを止める
⑥本人に対する監視的、干渉的ふるまいを止める
⑦本人の不始末の尻拭いを避ける
➇本人の行動に一喜一憂しない
⑨言ったことは実行して、出来ないことは言わない
➉適切な機会をとらえて、本人に問題を直視させる
⑪本人の暴力に屈しない
​⑫本人を病院任せにしない

色あせた紙やすり

三つの提案

それがうまくいっているなら、それを変えてはいけません

​もし何かがいったんうまくいったのなら、もっとそれを続けましょう

もしそれがうまくいかないのなら、何か違うことをしましょう

 

​私たち家族は今まで数多くの場所で勉強してきました。

​しかし、自分一人だけの力では乗り越えることが出来ないことも気づきました。​

​多くの経験と成功体験を持つ同じ境遇の仲間の話を聞いてください。

​そして、出来ればあなたの話を聞かせて頂けませんか?

​話すことが出来ない時には、メールでも良いですよ!

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